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道路と敷地の関係。 |
●あなたの敷地はどんなカタチをしていますか。
そのカタチを活かしてエクステリアをプランニング |
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玄関アプローチのいろいろ |
ストレート型 |
・門扉から玄関にいたるまでの
アプローチは、さまざまなタイプがあります。
広いアプローチがとれない場合は、
植栽を工夫することによって、
視線に変化を持たせたりして、
演出をしましょう。 |
・正面から真っすぐに入る、
最も一般的なカタチです。
アプローチの両側に植栽を配して
目を楽しませたいもの。 |
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L型 |
クランク型 |
・玄関が直接見えないよう工夫したL型。
東・西にメイン道路が
ある場合に最適です。 |
・門扉と玄関をずらしたカタチ。
植栽を効果的に配して、
視線に変化のある演出をしましょう。 |
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曲型 |
Uターン型 |
・曲線を描く遊歩道のようなアプローチ。
門扉から玄関までが
楽しい雰囲気になるように演出を。 |
・玄関を隠すUターン型。
門を入ると駐車スペースや
庭を見ることになりますので、
植栽に工夫を。 |
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塀や生垣のいろいろ |
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塀や生垣のいろいろ |
植込み1 生垣 |
・道路と敷地を仕切る塀やフェンス、
門扉のスタイルは、様々な演出が
可能ですが、立地条件、
敷地条件も考慮して計画します。
開放的にするか閉鎖的にするか、
いずれにしても、通風や日照、
プライバシーや防犯などを充分に
考えてプランニングしましょう。 |
・低木と生垣、花々と生垣を
組み合わせて、その間をフェンスで
なにげなく仕切る。
道路と敷地の高低差があまりない場合に
適した明るい演出です。 |
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植込み2 |
高い塀 |
・少し段差のある場合によく見かける
エクステリア。擁壁と低木や高木の
組合わせで街路に
木陰をつくったりする、
目を楽しませる演出です。 |
・市街地でよく見かける
ブロック塀にもひと工夫を。
風の通り道をつくり、
そこに木を植えることで、
プライバシーを守るとともに、景観的にも
街に一歩近づきます。 |
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階段 |
車庫 |
・高低差のある敷地につくる階段は、
子供もお年寄りも楽に上がり下がり
できるようにしたいもの。
長くなる場合には踊り場を
つけるといいでしょう。 |
・とくに高低差のある敷地では、
車庫を半地下にすることがよくあります。
車庫の上を庭として、根の深く張らない
植物を植えてやさしい印象をだします。 |
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フェンス・塀の仕様はスペースに合わせて検討しましょう。 |
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スペースのとれない場合 |
多少スペースのとれる場合 |
スペースに余裕のある場合 |
通行スペースを最優先で
確保し、フェンスに防犯や
プライバシー保護の機能を
もたせましょう。 |
フェンスでプライバシー保護や
防犯に対応し、植栽で街並みに
彩りを与えましょう。 |
生垣を設ければ、防犯と
プライバシー保護の効果を
高め、街並みに緑の彩りを
与えることができます。 |
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塀の高さとプライバシー |
家庭でくつろぐためには、外から覗かれないように視線を
カットしたり、周辺の景観の見え方をうまくコントロールする
必要があります。道路や隣地と自宅の庭を分離させる
フェンス、塀、生垣の高さを決めるときには、
見られたくないものは隠し、見たい景観は借景できるように、
つねに視線を忘れずに計画しましょう。
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1.フェンス・塀 |
防犯やプライバシー保護としての機能。 |
2.生垣 |
道路からの目隠しや室内からの
背景としての緑になる。 |
3.高木・中木 |
街並みに変化を与えると共に
室内からの背景としての緑になる。 |
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塀の種類とデザインパターン |
タイル張り |
レンガ積み |
化粧ブロック積み |
自然石積み |
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自然石張り |
コンクリート打放し |
吹付(洋風) |
生垣 |
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アプローチと門まわりの寸法を検討しましょう。 |
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・門扉の高さは、門柱の上に門扉の柱が出ない高さ、
約15cm位低くすると、バランスの良い門まわりになります。 |
・敷地と道路に高低差のある場合は、階段の2段目に門扉を設けると、
バランスがよくなります。 |
・内踊り場の奥行きは1.2m以上あることが必要です。
門扉を直角に開いた状態で、人が通れるスペースがとれれば、
さらに使いやすくなるでしょう。 |
・アプローチに階段が必要な場合は、
踏面は30cm以上、蹴上げは20cm以下に抑えます。 |
・前面の踊り場は、事故を防ぐためにも、道路から、
少なくとも60cm以上の奥行きをもたせることが必要です。
また、このくらいの距離があると門まわりにゆとりが生まれます。 |
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